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継続の鍵は"取捨選択"

“Move on プロジェクト”として教育プログラムの刷新に取り組む十文字中学では、全学年でリピートークをご利用いただいています(※インタビュー時点)。改革を断行中の高瀬聡伸先生に、リピートークの具体的な運用状況について伺いました。

 

●まずは利用状況について

Q1:導入後、リピートークは定着していますか?

成績評価にきちんと紐付けているので続いています。具体的には当校では、試験前を締切として2種類のプロセス評価を行っています。

1つが「提出評価」で、2つめが「学習時間評価」です。

前者は提出ごとに●点、後者はn分以上で▲点などとし、合計40点分を平常点として調整して成績表で見える化しています。

音読はストイックな練習なので、成績に組み込まないと長期間継続させるのは難しいと思います。

 

Q2:実際の生徒の提出率はいかがですか?

30%の生徒が、授業の進度にあわせて普段から音声を提出しています。
60%が、締切前にまとめて出す生徒です。
残念ながら、10%はCDだろうがリピートークだろうが面倒くさがりでやってくれません。

今までは上位1割がCDを聞いていればよいという感じでしたが、リピートークで割合がひっくり返りました。他にも、生徒と直接会ったときに「あの発音よかったね」など声をかけることができるのはメリットですね。

 

Q3:端末を使えない家庭からの不満は?

懸念していた点ではあるのですが、問題になっていません。
当校では、CALL教室を昼と放課後、希望者に開放し、家庭でできない生徒が不公平にならないよう対応する姿勢をしっかり伝えて対処しています。

むしろ、自宅で子どもが一生懸命パソコンに向かって英語を発音しているのがわかってとてもよい、最近の子どもたちは タブレットで勉強するのがあたりまえになってきていると実感したというポジティブなコメントを多く頂いています。


●教員の負荷について

Q4:発音の添削、大変ですよね...?

そうですね。笑

生徒音声の評価について、毎日全力でフィードバックしようとすると苦しくなると思います。内容の精度は置いておき、まずは「一定量の自宅音読時間の創出」をゴールにすると無理なく運用できるのではないでしょうか。

ICTの導入で、教師は授業外でも生徒の学習活動が容易にチェックできる時代になりました。別の見方をすれば、教師の負担は確実に増えていきます。だからといって、従来のまま、生徒が家でCDを聞いてこない、音読をまったくやらないという問題が解決されないままでいるのはもどかしいです。生徒も教師も気負いすぎず、無理ないペースで提出と採点を繰り返す。これが継続の鍵と考えます。

 

Q5:正直、積極的でない先生もいると思うのですが...

確かに、PCが苦手な先生は「Webで添削」という作業自体に抵抗感を持つかもしれませんね。その場合「評価はこちらでやるので、授業で宿題としてリピートークの音読課題をだしてもらえませんか」とだけ伝えて割り切っています。あまり欲張りすぎず、気軽な活用を教員チームの中でしっかり共有できると、うまくまわると思います!


●運用での他の工夫は?

Q6:何かあれば教えてください!

最初のうちはいきなり家庭だけでやらせるのではなく、授業内でも使わせました。
使い方に慣れさせることが目的です。その後、徐々に授業内での利用を減らし、家庭学習へと導線をひきました。気づいたら家でやるか、昼か放課後にやるしかないという環境になっています

授業中の音読支援ではなく、家庭での音読学習支援がリピートークの本当の価値と思っています。


ESN 英語教育総合研究会 の関東代表も務める高瀬先生にお話を伺いました。ESNでは、全国規模の研究会の実施や教材や授業実践などの情報交換を通した、全国の先生方のネットワークの構築を目的としています。関心のある方はぜひホームページから会員登録(無料)してご参加ください。

2017年春期セミナーの様子

2017年春期セミナーの様子

CASE >
対象: 中学生
教材: 検定外教科書
話者: 高瀬聡伸先生

 

< 音読ステップ構成例 >
教科書の例文で練習
1. Repeating (英表示)
2. Overlapping (英表示)
3. Reproducing (英非表示)
4. Shadowing (英非表示
)
→ 提出

『いろいろ試しましたが、当校では4ステップがちょうどよいです。1レッスン提出までに5-7分でおさまり、集中力を保ちやすいです』(高瀬先生談)

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