2025/1/18 16:00〜18:20:
思考を活性化して深い対話を生み出す! 生徒の認知に変化が起きる 概念型CLIL授業実践例

<<<ハイブリッド開催です!>>>

  • 「教科・科目ではなく『ことば』としての英語に触れさせたい」
  • 「授業のなかであっても、形だけではなく本質的なコミュニケーションを体験させたい」
  • 「教科・授業の枠を超えた深い知識の獲得や認知の変容を目指したい」

今年は英語の授業の中で、このような目標に少しでも近づいていきたいとお考えの先生も多いのではないでしょうか。

これらはある意味、英語教育、学校教育の本丸とも言える目標です。クラスサイズやカリキュラムなど様々な理由により、目標達成に困難を感じつつも、日々努力されている先生方は多いのではないでしょうか。

そんな先生方のため、今回は「概念型CLIL授業」を実践する原島 章暢(明治大学付属明治高等学校・明治中学校)先生にお越しいただきました!

そもそもCLILとは?原島先生によれば、以下のようなアプローチのことなのだそうです。

「CLILとは、教科科目や特定のテーマについての内容を英語を用いて学ぶことで、内容と言語それぞれの学びを深めようという教育アプローチです。豊かな内容を扱うからこそ、思考が活性化し、意見が生まれ、生徒たちは(英語で)やりとりをしたいと思うようになります。言語面でのフォローや思考が深まるための問いかけ・タスクを適宜導入し、最終的には、内容知識の獲得と英語力の向上に加え、新しい思考やモノの見方ができるようになることを狙います。」

また「概念知識」とは、物事の本質や特徴を抽象的に理解するための知識で、英語でよく取り扱われる概念知識には「ステレオタイプ」「偏見と差別」「ジェンダー」「社会正義」「持続可能性」などが挙げられます。

今回お話いただく「概念型CLIL」の単元名は、「Let’s Remake Old Tales!  ー物語・ステレオタイプ・創造的思考ー」。原島先生の高1授業の集大成として行われたもので、映画「アナと雪の女王」のコンテンツを用いた言語学習を入り口に、「ステレオタイプ」という概念知識を導入・定着させることによって、生徒の思考態度が変わり、世界の見え方に変化が生じることを狙ったそうです。

実際、この単元は生徒・教員との深い対話を通して実施されたため、終了後には生徒さんたちから下記のような声が寄せられたそうです。

  • 「こんな英語の授業は初めて受けた。4技能以外にも大切なことが学べ、明日からの人間関係に生かしていこうと思った」
  • 「英語でステレオタイプについて読んだり、実際に見て感じたり、とても深く知ったなと思う。英語の力がついたのはもちろん物語の新しい見方や人と接するときに大切な何かなど英語を超えたものを知れた」
  • 「自分も固定概念を持っているということに初めて気づき、自分の中の『常識』にきちんと向き合おうと思った」
  • 「英語で自分の思いや言葉を伝えたいなら、相手のことを考えないといけないなと思った」

当日は原島先生が高1の10〜12月に実践した概念型CLIL授業の実例と、それに向けて4月から徹底して行ってきた言語知識・技能向上のための授業の両方の内容をお話いただきます。

さらに講演後はパネルディスカッションを通して、概念型CLIL授業の効果や様々な環境での応用方法などを深めていきます。

このセミナーに参加して、コミュニケーションの本質に触れる英語授業を実現しませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております!

<お申し込み>https://cotobank-meetup5.peatix.com/

【開催概要】

<日時>
2025年1月18日(土) 16:30〜18:20 ※対面会場は19:00まで
(対面会場 開場16:00)
(オンライン 開場16:20)

LAIDOUT SHIBUYA(東京都渋谷区渋谷1-15-12)(渋谷駅 徒歩5分)
オンライン

<参加費>
・対面:1000円(1ドリンク付き)
※返金は致しかねます。あらかじめご了承ください。
・オンライン:無料

<登壇者>

  • 原島 章暢(明治大学付属明治高等学校・明治中学校)

【共催】

コトバンク株式会社
株式会社アルク

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