新機能を共同企画! 現場ニーズに合わせた改善に取り組むパートナーへ

逗子開成中学校
「自主独立の精神を培い、時代を切り拓く人」の育成を掲げている逗子開成中学校。4技能をバランスよく身につけることを目標に、流行りに左右されないソリッドな英語教育を提供されています。
- 導入前の課題
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- ICTツールと現場ニーズに乖離
- 導入の効果
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- カスタマイズや追加開発で現場ニーズを反映
ボーカルトレーニングでは基礎が身につかない
― 英語教育の特徴を教えてください
(宇都宮先生)バランスよく4技能を身につけることを目標にしています。昨今ではスピーキング教育の手段としては、オンライン英会話を活用している学校さんが多いかもしれません。そのようななか、本校ではあくまでネイティブ教員が5名いるという強みを生かし、対面の指導を通じて「話した内容を文として書く」「生徒が書いた文をネイティブが添削する」といった技能統合的なパッケージを中1~高2まで提供している点が特徴と思います。
― リピートークをご導入いただいた経緯について教えてください
(宇都宮先生)きっかけは、2020年前後の大学改革の動きです。そのときに受験対策と整合する、計画的・段階的・継続的なスピーキングカリキュラムについて思案していたところ、リピートークの存在を知りました。
私はスピーキングには「ボイストレーニング的な基礎練習」と「ボーカルトレーニング的な練習試合」の2種類があると思っています。オンライン英会話を活用していないという話につながりますが、私はシチュエーション別会話のようなボーカルトレーニングだけでは、土台となるような基礎力が身につかない印象を持っています。口頭による英作文を繰り返すようなボイストレーニング的な練習のほうが、地味ではありますが4技能をバランスよく鍛えられるのではないでしょうか。そういった英語の語順を身につけさせるようなサービスを探すなか、技能横断的なアクティビティが設定できるカスタマイズ性を評価し、導入に至っています。本校にもいろいろな考えを持つ教員がいるので、小回りが利く点はよいですね。

内発的動機づけの「吹きこぼれ対策」としても
― 実際の活用方法について教えてください
(宇都宮先生)自宅学習用教材として生徒に与えて、取組み状況を英会話の授業の成績に組み込んでいます。実はリピートークに限らず、本校には、自発的に宿題や課題に取り組めない生徒が一定数います。そういった背景もあり、成績の一部に取り入れることでそれが外発的な動機づけとなり、多くの生徒が最終的には取り組むようになります。ただし、成績になるならないに関わらず、内発的な動機づけからリピートークに意欲的に取り組む生徒もおりますので、そういった生徒にとっては一種の「吹きこぼれ対策」となっています。落ちこぼれ対策の逆ですね。いまリピートークで提供しているトレーニングって、かなり負荷が高いんですよ。教科書の例文や本文をすべて暗唱するとか。でも、それくらいの余裕がある子もいるので、 そういう生徒に立ち止まらせない、挑戦を続けさせられるという点で良かったと思います。問題集では限界があるので。
また中学2年では、家庭学習としてだけではなく授業教室で、生徒全員に持たせているChromebookを使い音読やタイピングを繰り返しながら基本例文を覚える活動をしています。学校で行ったトレーニングを、自宅に帰ってから引き続き行う、という良い循環も生まれていると思います。
また、生徒へのフィードバックに関してですが、個人的には、なるべく自動添削機能は使用せずに1人ひとりの発音を聞いてフィードバックするようにしています。やはり、教員の手放れがいい = 生徒がやらなくなるというイメージがあるんですね。私の時間も限られているのでジレンマはあるのですが。とはいえ、他社がAIによる自動添削機能しか提供していないなか、フィードバックの方法を自動、半自動、手動から選べるところはリピートークのよいところですね。
迅速な開発体制に期待
― 先生方には機能についてもフィードバックいただき、先日はご要望を踏まえた新しい学習インターフェースがリリースされました
(宇都宮先生)従来のリピートークはLINE のような吹き出し型のインターフェースが特徴で、長文を自然に音読できる一方、1つひとつの単語にフォーカスした発音練習には向かなかった印象です。今回はその点を改善し、単語ごとに発音の正誤を確認しながら練習できるようにしてもらいました。無理難題を押し付けてしまうこともあるのですが(笑)、改善のリクエストをさせていただく度に、アップデートに向け努力していただいています。いつもありがとうございます。同様のニーズのある学校でも利用が広がればと思っています。いまはAIの活用で学習体験が変化していく過渡期ですので、今後も現場の声に即した迅速な開発体制に期待しています。
